マラソンと富士山とJCIP

 こんにちは。行政書士の渡辺です。
 先週末、くすのきカントリーマラソンへ出走しました!抜けるような晴天のもと、写真のようなノンビリした風景の中を気持ち良く走ることができました。こういう中山間部のマラソンもいいですよねー。
 仲間と一緒に3人で参加したんですが、タイムはビリ…ま、初参加で無事完走ということでヨシとします!

「初」といえば。
 先週は出張で北関東のお客様のところへ伺いました。これまで福岡や広島・岡山など近隣県への出張はありましたが、北関東は初めて。
 新幹線の車窓から見えた富士山がめちゃめちゃ立派で感動しました。この先いいことありそうです!
 今年も、いろんなお客様とお会いして、いろんな案件に携わって、いろんな「初」を経験したいですね。

建設業許可・経営事項審査申請システム(JCIP)

 さらに「初」といえば。

 今年1月から運用が始まった「建設業許可・経営事項審査電子申請システム」、通称「JCIP」。
 これまでの建設業許可などの申請手続は「紙の申請書類を作成して、申請窓口の県土木に提出する」という運用でした。これが普通で、建設業許可に限らず、許認可手続の多くが現在でもこのような運用となっています。
 JCIPは、建設業許可申請・決算変更届を含む変更届・経営事項審査(経審)申請をオンラインで手続できるというシステムです。ゆくゆくは「紙の申請書類の作成は不要」「窓口への提出も不要」となる見込みです。

 このJCIPを使って、今回初めて申請してみました。
 今回行った手続は、決算変更届と経審の2つです。

実際に使ってみた

 実際に使ってみた感想ですが、若干不具合かあったり、まだ実装されてない機能があったりするものの、事務所から申請できたのは新鮮でした。まずはオンライン化の第一歩を歓迎したいです。

 県税などの納税証明書は現時点ではオンライン交付ができないので、窓口で取り付けた紙の納税証明書をスキャンしたpdfをJCIPで提出する、という流れになります。将来は省庁や自治体とのバックヤード連携によって納税証明書の添付が不要になる様ですが、それまではしばらく我慢です。
 また、決算変更届も経審もそうなんですが、JCIPは全国レベルのシステムなので、各県が独自ルールで提出を求める書類については、オンライン上で作成する機能がありません。そういった書類は別途オフラインで作成する必要がありますが、そもそも(建設業許可に限らず、許認可あるあるの)「県の独自ルール」は何とかならんもんかなぁ…といつも思います。


 JCIP申請後すぐ、管轄の宇部土木建築事務所の担当者の方から連絡がありました。
 なんと今回の申請が宇部土木初のJCIP受付とのこと。意外なところに「初」が(笑

 普及はこれからといった感じのJCIPですが、今のうちから慣れておいて、お客様をしっかり支援できるように準備を進めます!