CCUS運用開始から早5年 - 更新をお忘れなく

 こんにちは!行政書士の渡辺康成です。
 今朝の宇部は爽やかな秋晴れで、シャツ一枚では肌寒いくらいです。涼しくなるのは大歓迎なのですが、一気に季節の変わり目がやってきたみたいで、体調を崩さないように気を付けたいですね。いつもブランケット一枚で寝ているので、今日からはちゃんと布団をかぶります。

 さて、そんな秋の気配を感じる9月・10月、当事務所では「決算変更届」「経営事項審査(経審)」のご依頼が多くなる季節です。
 あくまで聞いた話と体感なんですが、建設業界では繁忙期の3月と9月を避けるため、6月末が決算期の企業が多いそうです。そうすると、8月末か9月頭くらいに決算書類が上がってくるので、8月末を皮切りに次々と決算変更届や経審のご依頼があります。

 そういうわけで、毎年この時期は決算変更届と経審の提出準備で机の上が書類の山となります。
 経審の点数が公共工事入札の土台になりますからね。気合を入れて頑張ります!

 経審といえば。
 経審の加点事由にもなっている建設キャリアアップシステム(CCUS)。今日10月2日付の建通新聞に「建設キャリアアップシステム(CCUS)の運用開始後で初となる、事業者登録の更新手続きが10月1日に始まった。」とありました。
CCUS登録事業者 更新手続き開始

 CCUSは限定運用が2018年度から、本格運用は2019年4月から始まりました。CCUS事業者登録の有効期間は5年なので、初期に登録した企業は更新を迎える、というわけです。

 私たちがCCUS登録のご依頼を受けたのは、2019年が最初です。このお客様も来年に更新となりますが、あれからもう5年も経つんですね。早いです。
 来年以降、更新を迎える企業が増えてくると思います。更新を忘れると、改めて新規の事業者登録が必要となります。くれぐれもお忘れなきように。


 最近はCCUSの登録も普及してきましたし、経審でレベル判定で加点を受ける企業も増えてきました。
 私たちは割と早い時期からCCUS登録やレベル判定のお手伝いをしてきたと思うので、こういう面からもお客様の支援を深めたいです。経審、頑張ります!