既存の価値観も大掃除

 「京都市の清水寺にほど近いアパートに賃料が要らない一室がある。月13万円の賃料に見合うモノとの物々交換で住人を受け入れる(12月28日付日経新聞)。」デザイナーの作品や音楽家の作曲,取材記事との交換があったそうです。

 大家さんのセンスに脱帽です。このご時世に物々交換なんて,ね。粋じゃないですか。
 自分だったら何を差し出そうかなぁ。

 はじめてGoogleMapsを見たとき「これが無料?どうやって採算取ってんだ?」と驚いたものですが,今では皆さんが「これは無料じゃない」ということに気づいています。
 個人の情報など,通貨以外のものが対価となりうる時代。GAFAの躍進。来年3月にはみずほフィナンシャルグループがデジタル通貨を発行するとのこと。既存の価値観が見直されていく,といったところでしょうか。

 さて。
 今年最後のブログです。この一年間,大変お世話になりました。

 来年はどのような年になるのでしょうね。改正相続法や改正入管法が施行となり,行政書士業界も賑やかになるのではと期待しています。山口県でいえば,県内信用金庫での後見支援預金の取扱いが開始します。以前参加した後見支援預金勉強会にて,導入が先行していた静岡県では取扱い直後より反響が大きかったと聞いています。行政書士の後見人選任への契機になればいいですね。

 変化に富んだ時代,大きなビジネスチャンスです。お客様・取引先と一緒に,時流に乗って,お互い笑顔になれれば最高です。そういうパートナーとなれるよう弁護士共々尽力いたします。

 来年も宜しくお願い申し上げます。
 みなさま,良いお年を。