おすすめ書籍「ゴミ清掃員の日常」

 皆様こんにちは、篠原です。
 すっかり春の陽気ですね🌸新しい年度が始まるこの季節、子どもも大人も、街にはフレッシュな人たちの姿が目立ちます。
 先日は甥っ子の幼稚園の入学式でした。初々しくて、私には眩しすぎる✨

 さて、新学期が始まり気持ちも新たなこの時期、「産業廃棄物収集運搬業の許可を取りたい」というご相談が増えてきます。
 特に、建設業のお客様から「建設現場で出る廃棄物を処分場まで運ぶために許可を取りたい」というご希望が多いです。

産廃収集運搬業許可の「講習会の受講」

 産業廃棄物収集運搬業の許可を取るためには幾つかの要件があるのですが、その中の一つに「講習会を受講し、その修了証を有していること」というものがあります。決められた講習を受けなければならない、というものです。
 この講習会ですが、山口県では年に数回しか開催されません。そんなに頻繁には開催されていないので、山口県で受講できず、県外で受講される方も少なくありません。
 毎年春頃にその年度の講習会の開催スケジュールが発表されるので、この時期はご相談が特に多くなります。

「ゴミ清掃員の日常」

 そんな話を知人にしたところ、おすすめの本を紹介されました。
ゴミ清掃員の日常

 お笑い芸人「マシンガンズ」としても活躍中の滝沢秀一さんが書かれている、読みやすいマンガ形式の本です。

 滝沢さんは、奥様の出産費用の工面のため、芸人の傍らゴミ清掃員として働き始め、現在も兼業されています。
 「ゴミの出し方で人間性が分かる」「お金持ちほどゴミが少ない」など、清掃員の方の視点や実体験が書かれていて、ハッと気づかされる点がたくさんあります。
 また、「竹串はティッシュの箱や牛乳パックに入れるとゴミ袋が破れない」など、ゴミ出しの豆知識も参考になります。

 一般家庭から出るゴミは産業廃棄物ではありませんが、許可のお手伝いの中で廃棄物関係のお仕事をされている方と接することも多いので、この本で紹介されている現場の声はお客様とお話する上でとても参考になります。

 廃棄物処理業は生活インフラにはなくてはならない、とても大事なお仕事。
 私も、スムースな許可取得を通じて社会に貢献できたら嬉しいです。