特定技能1号とベトナム版LINE「Zalo」

 皆さんこんにちは。ゴールデンウィークの最終日、なかなか行けなかったお墓参りができて少し落ち着いた篠原です。
 離れて住んでいる親や妹にも会えて、よい連休の最終日を迎えることができました。いつもLINEでやり取りしていますが、やっぱり顔を合わせるとホッとします。

 そんな普段の連絡に欠かせないコミュニケーションツールですが、皆さんはどんなアプリを使っていますか?
 ご家族や友人とはLINE、仕事関係ではMessengerやChatwork、Slack、elganaなど、相手や内容によって使い分けている方も多いと思います。

 さて。海外ではどんなコミュニケーションツールが使われているのでしょうか。

ベトナム版LINE「Zalo」

 話は変わりまして。
 在留資格「特定技能1号」で在留しているベトナム人の方から、転職についてご相談がありました。
 ここ最近、転職を考えている外国人の方が増えている様です。特定技能制度が生まれたのが2019年。今年で5年経つので、そろそろ転職したいというニーズが増えてきたのかもしれません。
 この「特定技能1号」の転職には様々な制約があり、日本人のように「採用が決まったらすぐ転職」という訳にはいきません。今回のご相談は、転職に必要な手続や留意事項について教えてほしい、ということでした。

 この相談者からご指定があったコミュニケーションツールが「Zalo」でした。

 Zalo。聞いたことはありますが触ったことがなく、全く分かりません。
 調べると、どうやらベトナム版LINEのようなアプリっぽい。

 早速PCと携帯にインストール。見た目は確かにLINEと似ていますが、対応言語はベトナム語と英語だけ。不安しかありません。
 何とか相談者・通訳の方とつながることができましたが、流れる会話は当然ベトナム語。どうなることかと思いましたが、相談者のベトナム人の方は日本語が堪能で、私の日本語メッセージもちゃんと理解してくれて安心しました。

 冷や汗をかきながら使い始めたZaloですが、リアクションやスタンプがLINEのニュアンスと微妙に違っていて面白いです。全く分からないベトナム語ですが、Google翻訳で変換したりして勉強にもなっています。
 少しずつですが慣れてきました。

様々なコミュニケーションツールに対応

 おっかなびっくりのZaloでしたが、お客様によって慣れているツールが違うのは日本でも一緒。
 現在も「メールよりChatworkがいい」「Messengerがいい」という方にはそのアプリで対応していますし、特に多い「普段使い慣れているLINEがいい」という方とは、当事務所の公式LINEでやり取りしています。

 お客様にとってストレスの少ないツールを使うことでその後のやり取りがスムースになれば、お互い嬉しいですよね。
 Zaloは最初は腰が引けましたが、相手に合ったツールに対応できるようチャレンジしなければ!!と思いました😊