カレーとCCUSレベル判定

 皆様こんにちは!!、行政書士の渡辺です。
 昨日午前の大雨とは打って変わって秋晴れ快晴の三連休のなか日。宇部では今日「宇部まつり」が開催されています。今回、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で登場したタイムマシン「デロリアン」が展示されているとのこと。僕くらいの年代の方々にとっては胸アツですね。

 そんな晴天の宇部ですが、今日は11月2日にオープンした「小熊屋咖喱 宇部店」に行ってきました。古民家を改装したとてもお洒落な店舗。店内はシックな内装で統一されていて、落ち着いた雰囲気です。
 本日いただいたのがコチラ↓。カレーもめちゃめちゃお洒落です😊

 さて。
 秋も深まってきた昨今ですが、今年年末・来年年始の入札参加資格審査申請(指名願い)に向けて、ご依頼いただいている経営事項審査申請(経審)も佳境に入っています。
 年内に新しい総合評定値通知書が交付され、この総合評定値(P点)を使って年末年始の指名願いを申請する、という流れです。

経審点数Upに向けて

 ご依頼いただく建設業者の多くの方から「経審の点数(総合評定値=P点)を上げたい」というご要望を伺います。
 P点を上げるためには「短期的取組み」と「中長期的取組み」の理解が大切ですが、その中でも「短期的取組み」の中で効果の高い項目を重点的に実施することが重要です。
 とはいえ、何が短期的取組みなのか、どれが効果の高い項目なのか、なかなか分からないものです。県が公表している申請要領にもP点の計算方法は書かれていませんし、自分で調べようとしてもなかなか見つかりません。見つかったとしても、手で計算するのはかなり難しいので現実的ではありません。

 先日も経審コンサルティングのご依頼で伺った建設業者の方に、どの項目がどう変わったらP点がどのように変化するか、リアルタイムでシミュレーションをしてご説明しました。具体的に何点上がるのかを見ればイメージが湧きやすいですよね。
 企業ごとに事情は異なりますから、企業ごとに「これならすぐ取り組める」という対策を検討して、制度の内容や取組み方法をご説明した上で、次の経審に向けて一緒に取り組んでいく、という流れで進めていきます。

CCUSレベル判定

 そんな中、興味深い記事を見つけました。
CCUS 技能者登録150万人に

 建設キャリアアップシステム(CCUS)の技能者登録数が今年8月末時点で150万人を超えた、との発表がありました。
 2020年の国勢調査ベースでみると、建設技能者は253万人強ですので、約6割の技能者がCCUSに登録したことになります。CCUSは2019年4月から本格運用が始まっていますので、およそ5年半で登録が6割に達した、ということですね。

 注目したのは、併せて発表のあった「レベル判定を受けたCCUS技能者が10万5,588人(7月末時点)」という記事。10万人というと多そうにも聞こえますが、登録数の1割にも満たない数字で、そこまで多くありません。
 CCUSレベル判定は令和3年の経審改正で加点項目に追加されたのですが、建設業者の方に伺うと「この改正を知らなかった」「そもそもCCUSレベル判定を知らない」という方が殆どです。認知が広まっていないこともレベル判定が普及しない原因の一つだと思います。

 CCUSレベル判定は、経審コンサルティングの中での「短期的取組み」に分類されます。建設業者の方の中には「W点の取組みはほぼやり尽くした」「あと何をすれば点数が伸びるのか分からない」とおっしゃる方もいますが、この加点を受けている企業はまだまだ少ないので、伸びしろはあります。


 頭の中はいつも建設分野のことでいっぱいです。建設業許可バカですね😅
 私たちが建設業界でお手伝いできることはまだまだあります。今年もあと2か月を切りましたが、年末まで走り切るつもりで建設業者の皆さんを支援します。
 そして、年末はまた美味しいカレーをいただきに行きたいですね。