白。青。シルバー。ゴールド。建設キャリアアップシステム。

とうとう明日は下関海響マラソン。ペアマラソンの第二走者として25km以上を走りますが,果たして完走なるか…
ま,ここまで練習を続けて,ちょっとずつステップアップして,今では何とか10kmは走れるようになりましたからね。何とかなることを祈ります。

ステップアップといえば。

国交省/職長・中堅向けに特別講習実施/受講でCCUSレベルカード切替手数料免除

国土交通省は職長・中堅クラスの建設技能者を対象に,建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用したレベル判定を後押しする。能力評価基準が認定された10職種(1職種は近く認定予定)の技能者向け特別講習を実施。CCUS運営主体の建設業振興基金(振興基金)やゼネコン主催などさまざまな受講機会を用意。受講者は先着5万人まで,レベル判定とキャリアアップカード切り替えの手数料が全額免除される。
(建設工業新聞2019年11月1日)

またまた建設キャリアアップシステムについてです。

CCUSでは,技能者は経験,知識・技能,マネジメント能力の評価によって4段階にレベル分けされ,レベルに応じて色分けされたICカードが各技能者に交付されます。各レベルに求められる能力とカードの色は次のとおり。
レベル1…初級技能者。色は白。
レベル2…中堅技能者。青。
レベル3…職長として現場に従事できる技能者。シルバー。
レベル4…高度なマネジメント能力を有する技能者。ゴールド。高級感あります。
なお,経審のプラスポイントになると言われているのはレベル3と4です。

技能者がCCUSに登録すると,現時点では,登録基幹技能者の方にはレベル4のゴールドカードが,それ以外の方はレベル1の白カードが交付されます。
最初は白カードからはじまり,経験や技能を積んで青,シルバー,ゴールドへとステップアップしてくことが想定されている様です。正にキャリアアップシステム。

白カードの方がレベル2やレベル3にステップアップするにはレベル判定が必要になるのですが,今回の記事によれば先着5万人まで手数料が全額免除されるとのこと。先日発表の技能者登録数が11万人ちょっとでしたからね。先着5万名様。急いだ方がいいかも知れません。
なお,レベル判定の能力評価基準が認定された職種は,鉄筋/型枠/機械土工/左官/内装仕上/防水/切断せん孔/サッシ・カーテンウオール/建築大工の9職種。近く「とび」が認定予定です。
例えば鉄筋の場合,レベル2の能力評価基準は「保有資格:玉掛け技能実習」+「就業日数:3年」,レベル3は「保有資格:1級鉄筋施工技能士」+「職長または班長としての就業日数:3年」+「就業日数:7年」といった具合です。

レベル分けっていうのは,モチベーションが上がる面白い仕組みだと思います。どの現場でも通じる客観的評価ですし,職人さんが資格を取る動機付けにもなりますし。
行政書士にもレベルがあったら,僕なら要件の講習を受けまくります(笑

さてさて。

来年3月には宇部市万倉で開催される「くすのきカントリーマラソン」にも参加したいと思ってます。
少しでも長く走れるよう練習して,どの大会でも完走できるようステップアップしたいですね。