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建設キャリアアップシステム 加速の兆し

皆さまこんにちは。行政書士の渡辺康成です。

先日ご依頼を受けた建設業許可が無事下りたんですが,受け取った許可通知書を見てちょっと驚きました。なんと建設キャリアアップシステム(CCUS)のパンフレットが添付されているではないですか。山口県も頑張ってますねー。

さて,今日もまたCCUSのニュースです。最近こればっかりで申し訳ないですが(笑)ホントここんとこ話題が多いんです。
まずはこちらから。

キャリアアップシステム/自治体の企業評価に広がり/5県が総合評価で加点/具体的に検討は7県(建設通信新聞2020年3月27日)

CCUS登録で入札優遇措置-自治体で検討広がる/6県が導入済み・予定(建設工業新聞2020年3月19日)

各県でCCUS登録が指名願いの際の加点要素になる動きが進んでいます。
既に導入済み/導入予定の都道府県は,上記の記事によると以下の通り。
●宮城県●福島県●栃木県●山梨県●長野県●滋賀県●静岡県●三重県●徳島県●福岡県●熊本県●長崎県●宮崎県

以下の記事の内容と相まって,これからもドンドン広がりを見せるのは必至です。

国交省/CCUS活用,23年度に公共工事で原則化/20年度から義務化モデル試行(建設工業新聞2020年3月24日)
国土交通省は2023年度,公共工事などで建設キャリアアップシステム(CCUS)の活用を原則化する。20年度に直轄工事で「CCUS義務化モデル工事」などを試行。地方自治体発注工事でも積極的な取り組みと報告を求める。21年度以降,段階的に活用工事の対象を拡大する。

まず公共工事でCCUS登録を義務化,その後民間工事へ普及を加速。そういうシナリオです。

国交省/CCUS普及・活用へ官民施策パッケージ公表/完全実施へ具体策と道筋示す(建設工業新聞2020年3月24日)
国土交通省は23日,建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及・活用に向けた「官民施策パッケージ」を公表した。CCUSを活用して技能者の賃金上昇の好循環や生産性向上などにつなげるのが目的。▽2023年度からの「あらゆる工事でのCCUS完全実施」に向けた三つの具体策と道筋▽技能者のレベルに応じた賃金支払いの実現▽さらなる利便性・生産性向上-の3本柱を掲げ,官民で取り組む具体的な施策を取りまとめた。

同記事では赤羽国交相が「あらゆる工事でのCCUS完全実施を目指すことを表明した」とあります。あらゆる工事,です。
あらゆる工事でのCCUS完全実施の施策の一つとして,建設業退職金共済のCCUS活用への完全移行が挙げられています。建退共の証紙はじき無くなる,ということですね。

国交省/登録基幹技能者へのCCUSゴールドカード交付特例措置を延長/9月末まで(建設工業新聞2020年3月24日)
国土交通省は建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用した技能者の能力評価制度について,登録申請するだけで最上位(レベル4)のゴールドカードを交付する登録基幹技能者への特例措置を延長する。3月末までの期限を,6カ月伸ばし9月末までとする。登録基幹技能者講習実施機関(35職種・50団体)に対し,期間中にすべての資格保有者が登録申請するよう周知徹底を要請した。

登録基幹技能者の方がCCUS技能者登録をした場合,交付されるカードは最初から最上位のゴールドカードだったんですが,当初この運用は今月末まででした。以降は他のカードと同じくレベル1の白カードからはじまり,上位のレベルに移行するにはレベル判定の手続が必要で,手間も時間もお金もかかることになります。
ところが,この期限が9月末まで伸びました。「だから早く登録してね」ということですね。
国交省は「9月末までにすべての登録基幹技能者がCCUSに登録申請するよう一層の周知徹底を求めた」とのこと。

いやはや何と言いますか,赤羽国交相のツルの一声効果といいますか。

とにかく,国交省はCCUSにえらいチカラを入れている様子です。特に入札参加資格審査申請(指名願い)をしている建設業者様は登録を前向きに検討されてはいかがかと思います。
事業者登録・技能者登録でご不明な点があればお気軽にご相談ください。

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