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皆さまこんにちは。行政書士の渡辺康成です。
新年を迎えて1ヵ月以上経ちましたが,元旦に決意した「今年の挑戦」,実行できていますか? 僕は「週に1回以上走る」だったんですが,全く実行できてません(笑
暖かい季節になったら再チャレンジします。
今年の挑戦を「日記を書く」とされた方もいらっしゃるのではと思います。僕は昨年1月から「5年日記」という日記を書き始めたんですが,これが結構面白いんです。
●月●日の日記を書くスペースに,2021年から2025年の5年分の欄がある日記です。今年から2年目に入りましたが,このような日記の作りなので,1年前の日記を毎日見返すことになります。「あんなことで悩んでたなー」とか「あんな失敗したなー」とか,一年前の未熟な自分を自然と見せつけられるので(笑),日記を書くのが楽しみになってきました。
何にせよ,色々挑戦してみることはいいことです。
挑戦と言えば。
ちょうど1ヵ月前の1月11日,お客様からご依頼いただいた「小規模事業者持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)」を申請しました。新しい事業に挑戦しようという企業を支援する補助金です。
この制度,元々は「小規模事業者持続化補助金」というベーシック版だけだったものに,令和2年度に「コロナ特別対応型」という別枠が追加され,その後の令和3年度に「低感染リスク型ビジネス枠」という別枠に引き継がれた補助金制度です。
ベーシック版は,原則として補助上限額が50万円,補助率は2/3です。他方,低感染リスク型ビジネス枠は補助上限額が100万円,補助率は3/4となっていて,かなり条件がよくなっています。
ベーシック版は補助額が若干寂しいものの,補助対象事業は販路拡大や業務効率化などかなり広い範囲の事業が対象になっていて,使い勝手が非常にいいのが特徴です。他方,低感染リスク型ビジネス枠は対人接触機会の減少と事業継続を両立させる取組が補助対象事業となっていて,対象となる事業が絞り込まれています。
補助金は許認可と違って,決まった申請フォーマットがないことが多いです。申請書(経営計画)は,いわばフリー演技。ある程度の指定はあるものの,基本的にはどう書いても構いません。決まった項目に決まった事柄を記入していく許認可申請と比べると,作成に結構気を遣います。
公募要項をしっかり読み込んで,この制度がどんな事業を支援したいと考えているのか,何が要件なのか,どこが加点要素なのか,などのポイントを押さえることが重要です。市場調査をして,SWOT分析をして,表やグラフを用意して,分析結果と要件,事業の必要性や効果などをつなぎ合わせて…審査員の立場になって,説得的かつ分かりやすく記載するよう心がけます。
そうやって書いた申請書でも,採択されるか不採択となるかはフタを開けるまで分かりません。特に,年度後半になって予算が消化されてくると採択率が低くなる傾向にあります。
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後日,ご依頼者の方から連絡がありました。
申請をした1月11日って,一粒万倍日・天赦日・甲子が重なる,とっても珍しい最強の大開運日だったんですね。こんな良い日に申請したのだから,きっと採択されますね!
いやー,全く知りませんでした(笑
調べてみると確かにその通り。恥ずかしながら一粒万倍日・天赦日・甲子という意味を知らなかったので,こちらも勉強になりました。ありがとうございました。
採択の結果は来月発表の予定。新しい事業に挑戦するご依頼者の方の採択を,今はただただ祈るばかりです。
一粒の籾が万倍にも実り,立派な稲穂になる。
よい結果となりますように。
適格請求書発行事業者登録番号 T7250005008445