CCUS事業者登録更新が始まります

 こんにちは!渡辺です。
 穏やかな天気が続く宇部市です。事務所近くの真締川沿いを散歩したんですが、山口大学医学部附属病院向かいの桜が満開でした。
 なんで桜を見ると心が和むんでしょうね。日本人でよかったなぁって(笑

 さて。4月に入りました。
 ニュースでは4月から始まった「相続登記の義務化」や、建設業界・物流業界などのいわゆる「2024年問題」が耳目を集めていますが、個人的に気になっている問題は、今年から始まる「CCUS事業者登録の更新」です。

CCUS事業者登録の有効期間は5年間

 建設キャリアアップシステム(CCUS)。このブログでは何度もお伝えしているので、耳タコの方も多いハズ(笑
 建設業界の技能者の方の、現場での就業履歴等を登録・蓄積する仕組みです。

 CCUSでは技能者だけでなく事業者も登録しますが、この事業者登録の有効期間は5年間です。
 CCUSが本格始動したのが2019年4月なので、初期に登録した事業者の有効期間が切れ始めるのが今年、2024年なのです。

登録更新手続と事業者ID利用料

 先日、私たちが支援している建設業者さん宛に、CCUS事務局から「CCUS事業者登録更新のお願い」というメールが届きました。
 この事業者の方の事業者登録の有効期限は今年9月30日。先ほどのメールが送付されたのが3月31日。有効期限が6ヶ月後に到来する事業者へメールが送られるとのことです。
 更新手続ですが、このメールが届いた時から行うことができます。遅くとも、有効期限が切れる1ヶ月前までには更新手続を行う必要があります。
 更新手続の際、事業者更新手数料を支払います。

 今回の建設業者さんですが、CCUS関係の管理を当事務所へ一式お任せいただいていましたので、毎年の事業者ID利用料の支払と併せて、登録更新手続も当事務所で行いました。これであと5年間は大丈夫ですね。

 なお、管理者ID利用料が未払だとアカウントが利用停止となるので、オンラインでの登録更新手続ができなくなります。この場合、登録更新の前に未払い分の管理者ID利用料の支払いが必要となるので、焦らず手続を進めましょう。


 それにしても、CCUSが始まって5年が経つんですね。ついこの前始まったくらいに思っていましたが、早いものです。
 いろんな制度やサービスが生まれたり変わったりしますので、毎日が勉強です。でも、花見でもしてたまには息抜きも大事ですね。メリハリを付けて今月も頑張ります!