29業種の奥深さ

 こんにちは!事務局スタッフのKです😊
 9月に入り、朝晩は少しずつ過ごしやすくなってきましたね。
 日中はまだまだ暑い日もありますが、先日ふと外を歩いていると、夏の間は元気いっぱいだった街路樹の葉っぱが少しずつ色づき始めていることに気がつきました。
 暑さに気を取られている間にも、季節はちゃんと秋に向かっているんですね🍂

 そんなふうに周りの景色を眺めながら歩いていると、普段何気なく見ている建物や道路も、実はたくさんの人の手によってつくられているんだな、と改めて感じます。
 建物を一つつくるだけでも、基礎、柱、屋根、外壁、内装、電気、水道……と、さまざまな工事があります。
 今回は、私が日々の仕事の中で感じている、建設業の「29業種」の奥深さについて少しご紹介したいと思います。

 突然ですが、皆さんは「建設業」と聞いて、どんな仕事を思い浮かべますか?
 家を建てる大工さん、電気工事をする人、水道工事をする人、道路をつくる人……。
 私もこの仕事を始めるまでは、「建設業」という言葉で、なんとなく一つの大きな仕事をイメージしていました。

 ところが、建設業許可の仕事に携わるようになって知ったのが、建設業には実にいろいろな専門分野があるということです。
 建設業許可では、許可の業種を「建築工事業」「電気工事業」「管工事業」「塗装工事業」など、全部で29種類に区分しています。
 「29種類もあるの?」と最初は思いましたが、仕事をしていると、この29業種という区分が建設業の奥深さを表しているように感じるようになりました。

 そして、この29業種は、新しく建設業許可を取得するときだけに登場するものではありません。建設業許可を取得した後、毎年行う決算報告でもこの29業種が重要になります。

 私たち事務局の仕事のひとつに、お客様が1年間に請け負ったたくさんの工事記録を拝見して、
 「この工事は、29業種のうち、どの業種として整理するのかな?」
と、一つひとつ確認していく作業があります。
 実はこれ、行政書士の補助業務に携わって2年半になる私でも、いまだに頭を悩ませることがある難しい作業です😅

 たとえば、一口に「外壁工事」といっても、実際に行った工事の内容や材料、施工方法などによって該当する業種が変わることがあります。
・モルタルを吹き付ける工事なら「左官工事業」
・塗料で塗装する工事なら「塗装工事業」
・窯業系のサイディングを張り替える工事なら「タイル・れんが・ブロック工事業」

 そのため、注文書に「外壁工事」と一言書いてあるだけでは判断できないことも少なくありません。そんなときはお客様に「具体的にはどんな作業をされたんですか?」と工事内容を教えていただくこともあります(普段PCとにらめっこがほとんどの裏方としては、お客様と会話できる数少ないチャンスなので、密かにワクワクして電話をかけています)。

 そして、こうしてお話を伺いながら工事内容を一つひとつ紐解いていくと、「『壁をつくる』という一つの工事の中にも、いろいろな材料や工法があって、それぞれに専門的な技術があるんだなぁ」と、建設業界の奥深さを感じます。
 普段何気なく見ている建物も、建設業の29業種という視点から見てみると、そこにはたくさんの専門家の技術が詰まっているのかもしれません。

 まだまだ勉強中ですが、これからも一つひとつの案件に丁寧に向き合いながら、少しずつ建設業の奥深さを知っていきたいと思います!