印刷会社の建設業許可

 こんにちは!!来月から入所する事務員さんのためPC設定やら何やらの準備に追われている渡辺です。システムの設定を見直すいい機会になりましたが、3連休はこの準備だけで終わりそうです💦
 システムの設定といえば、ONEでは先日からCTI(Computer Telephony Integration)が本格稼働となりました。電話がかかってくると顧客管理システムが立ち上がって、お客様とのこれまでの記録を見ながら話ができるという優れモノ。お客様とのスムースな会話でサービスの質を上げたいと思って導入したんですが、最初の電話では慣れてなくてビックリして逆にうまく話せませんでした(笑
 とにかく、効率化を進められるツールはどんどん導入して、お客様へ新しい価値を提供できるようにしたいと思っています。

 新しい価値の提供といえば。
 9月1日のニュースで、総合印刷会社の(株)あけぼの印刷社さんが建設業許可を取得した、という記事を拝見しました。
建設業許可取得で店頭販促物事業を強化
 記事のタイトルをパッと見たときは「印刷会社で建設業許可?」と不思議に思ったんですが、記事を読んでみると「なるほど」と納得しました。

一方で天吊りサインやPOP、または壁紙を施工する際には、安全性の面から高所作業や防火・防炎などの管理・監督が求められ、お客様がデザインや印刷・加工と別に、建築・施工関連の専門業者に発注する必要がありました。

あけぼの印刷社HPより

 大きな広告物などの取り付けが建設工事に該当することがある、ということです。
 今回あけぼの印刷社さんが取得した建設業許可は内装仕上工事業の様ですが、高所の施工はとび・土工工事業、屋外広告の施工は鋼構造物工事業に該当する場合もあるかも知れません。

店頭販促物のデザインから印刷製造・加工、施工までを1社が請け負うことで全体のリードタイムが短縮し、店内キャンペーン実施までのスピードが速くなります。また、施工・装飾後、来店客の動線や視覚誘導の見直しに伴う設置場所の変更にも素早く対応できます。これによりお客様の販売機会の増加に貢献します。

あけぼの印刷社HPより

 一見、建設業とは縁遠い印刷業界だと思っていましたが、お客様への価値の提供をよくよく考えたからこそ、今回の建設業許可の取得に至ったのだと思います。


 これまで、機械製造業やシステム開発業・資材販売業・商社など、建設業が本業ではない企業の建設業許可なども支援してきましたが、印刷業はちょっと意外でした。
 今回の記事は、私たちも行政書士の既存の概念にとらわれず、広い視野で価値提供を考えるきっかけになりました。まずは依頼者の課題解決が起点。「行政書士の仕事って●●でしょ」という落とし穴に嵌らないように頑張ります。
 あけぼの印刷社さん、ありがとうございました。