新人スタッフAの建設業勉強日記③ ゲームで気づいた「兼業事業」の話

 こんにちは!事務局スタッフのAです。
 10月も半ばを過ぎ、朝晩はずいぶん涼しくなってきましたね。暑い夏が終わり、家でゆっくり過ごすのにもぴったりの季節になりました。

 そんな私が最近、少しさぼり気味ながらも楽しんでいるのが「ぽこ あ ポケモン」というゲームです。
 以前のブログでもご紹介しましたが、このゲームでは、ポケモンたちと協力しながら街を復興していきます。建物を建てたり、必要な材料を集めたりと、街づくりにはいろいろな作業が必要で結構忙しい!
 そして、建設業の勉強をしている私にとっては、仕事につながる発見があって楽しいゲームでもあるんです。

新人スタッフAの建設業勉強日記①

「兼業事業」がある多才な職人さん

 今回、気になったのは「ストライク」というポケモンです。
 ゲームの中でストライクに「ちいさなまるた」を渡すと、建築に使う「ざいもく」に加工してくれます。さらに、建物を建てるときにも手伝ってくれるんです。木材を加工する仕事と、建物を建てる仕事。ストライクは、なかなか多才な職人さんですね。
 そんなストライクを見て、ふと思いました。

 「あれ? ストライクが現実の世界で会社を経営していたら、どんな手続が必要になるんだろう?」

 以前は、ゲームの中の元請・下請の関係や、建設業許可が必要になる金額について考えました。今回は、ストライクの仕事をもう少し詳しく見ていきたいと思います。

 仮にストライクが、建物を建てる仕事だけでなく、木材を加工して販売する仕事も行っていたとしましょう。建設業と木材加工という、二つの事業を営んでいることになりますね。
 ここで気になったのが、建設業許可を受けている事業者が毎年提出する「決算変更届」です。

 決算変更届は、事業年度ごとの工事実績や財務状況などを行政庁に報告するための手続です。建設業許可を受けている事業者は、原則として毎事業年度終了後に提出しなければなりません。
 では、ストライクのように建設業以外の事業も営んでいる場合、報告する財務状況での売上などはどのように扱うのでしょうか?

 決算変更届で報告する財務状況(財務諸表)では、建設業による売上高や売上原価などと、建設業ではない事業(兼業事業)による売上高や売上原価などは区分して記載する必要があります。
 例えば、ストライクが建物を建てて得た売上と、木材を加工・販売して得た売上は、それぞれ分けて整理するということです。一つにまとめてゴッチャにしてはいけません。
 ゲームの中のストライクはこんなこと考えていないでしょうか(笑)、現実の事業では、建設業以外の仕事もしている場合はお金の流れもきちんと整理しなければならないんですね。

建設業許可は取得したら終わりじゃない!

 建設業許可は、取得したら終わりではありません。許可を受けた後も、毎年の決算変更届や許可更新など、許可を維持するために必要な手続があって、一つ一つの手続でも注意しなければならない点がいろいろあることに改めて気付かされました。
 今回の気づきはゲームの中の出来事から生まれたものでしたが、普段何気なく遊んでいるゲームでも仕事で学んだことと結び付けてみると、新しい「そういえば…」が浮かんでくるものですね。

 建設業について勉強していると、まだまだ知らないことがたくさんあります。これからも、気になったことを一つずつ調べながら、少しずつ知識を深めていきたいと思います。

 というわけで、新人スタッフA、今回も一つ勉強になりました!
 ……さて、そろそろ街づくりも再開しなければ!