CCUSレベルUpで収入Up?!

 こんにちは!GWは日頃の疲れをしっかり癒してリフレッシュした篠原です。…とGW明けに言おうと誓っていたものの、何日かは事務所で残務整理でした💦休みの時こそ仕事を片付けるチャンスだ!と思ってしまうこの性格、何とかしたいです…
 皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。

 それでも、連休前に業務の一山を超えられたので、GW中は少しはゆったりできました。
 その一山というのが「決算変更届」です。
 決算変更届とは、建設業許可を受けた許可業者が県や大臣へ提出する、一年度の業績等に関する報告書のこと。事業年度が終わってから4か月以内に提出します。
 なので、3月末から4月は、12月末が決算期の企業の決算変更届が集中する時期となります。特に個人事業主の方の届出が結構な数になり、いつも3月4月は机が書類の山になるのです。
 ご依頼いただいた届出を期限内に全て提出できてホッとした4月でした。

 そんな書類の山の中、何件かでチラホラ目にしたのが「CCUSに関する手当」が書かれた書類でした。技能者が持っているCCUS(建設キャリアアップシステム)の能力評価(レベル判定)に応じて元請業者から手当が支払われているような書類なのですが、「こういった書類、去年までは見なかったなー」と気になりました。

 調べてみると、CCUSのレベル判定等を反映した手当を支給する制度を持っている大手元請業者が結構あるみたいでした。

CCUSの能力評価等を活用した処遇改善の取組例(国土交通省)

 例えばダイワハウス。レベル4の技能者には最大2,000円/日の手当が、月額だと4万円の手当が支給されるとのことです。結構な額ですよね。
 さらに凄いと思ったのは、自社の従業員だけでなく、二次までの協力業者(一人親方は三次まで)にも支給されるそうです。これなら「働くならダイワハウスの現場がいい!」と思ってしまうかも、と思ってしまいました。

国土交通省のCCUSを利用した技能者への手当支給制度「技能者キャリアアップ制度」を導入(大和ハウス工業株式会社)

 CCUS登録はしたものの、能力評価(レベル判定)の具体的なメリットが感じられず、まだ能力評価を受けていない方も多いと思います。でも、レベルが上がってカードの色が変わることで、実際に収入アップにつながる時代になってきたのだな、と感じました。
 他方、このような手当の制度が広がってきた背景には、建設業界の厳しい人手不足の事情も大きいのではと感じました。これまで何度かご紹介した「建設技能者を大切にする企業の自主宣言制度」でもCCUS技能者の詳細型登録が必須となっており、技能者を大切にする企業が評価されていく時代になってきたように思います。業界全体の課題として、技能者の確保に力を入れている様子が伺われます。

経審改正!! 7月から何が変わるのか?

経審の新加点制度「建設技能者を大切にする企業の自主宣言」


 元請業者から協力業者の技能者分の手当が支給されるこの制度、従業員が喜ぶだけでなく、元請業者・協力業者の人材確保にも貢献します。費用負担が相当だろうなぁとは思いつつ、関係者みんながWin-Winとなる制度ではと興味深く感じました。

 CCUSレベル判定は経審(経営事項審査)でも加点となる制度です。私たちも、建設企業の今後の人材確保や経審点数アップのため、CCUS技能者登録や能力評価申請の支援も増々注力したいと思います。
 連休明けもしっかりサポートするぞ、と気合を入れたのでした。