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10月3日,官報に平成30年司法試験合格者の発表がありました。合格者のみなさま,本当におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
https://kanpou.npb.go.jp/20181003/20181003g00216/20181003g002160009f.html
http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00157.html
毎年この悲喜交交の当落発表時期になると,司法試験受験時代を思い出します。
僕は,高校は理系,大学も物理学科,社会人一年目も情報通信系の仕事をしてたというバリバリの理系人間だったんですが,ひょんなことから法律とご縁があり,法科大学院へ入学します。
まぁとにかく大変でした。大学受験の比ではありません。朝から晩まで法律漬け,食事のときも参考書を横に,という学生生活を3年間過ごし,いざ司法試験に挑みましたが敢え無く玉砕。その後も何度か挑戦しましたが残念ながら故郷に錦は飾れず,でした。
法科大学院を卒業すると「法務博士」という博士号を貰えるんですが,何の役にも立ちません(笑
ではこの数年間は全く無駄だったのかというとそんなことはなく,むしろあの法律漬け,勉強漬けの経験が今に生きている,と感謝しています。今の業務の基盤になっているのは間違いありません。
行政書士が取り扱う業務の中には,官公署へ提出する書類の作成・その手続代理というものがありますが,その書類は1万種類を超えるといわれています。さらに,書類や手続の種類・範囲・内容は毎年毎年カタチを変えます。ですので,行政書士にとって法律の勉強や行政庁が発表する資料のチェックは欠かせません。法令や判例を調べる,行政の資料を調べる,という,法科大学院入学以前の僕だったら3秒で頭が痛くなる作業も,今では当たり前の業務になっています。
たまに同じ事務所にいる弁護士と飲みに行った際,司法試験受験時代の話に花が咲きます。「いやーホントにキツかったね」「腕は筋肉痛になるし手首は痺れるし」「もう二度とやりたくないわ」と談笑するんですが,弁護士とこうやって笑いあえるのもあの受験経験のお陰ですね。実はメチャメチャ悔しいんですが(笑
とにかく,合格者のみなさま,おめでとうございます。二回試験もぜひ頑張ってください。どこかでお会いできることを楽しみにしています。
適格請求書発行事業者登録番号 T7250005008445