行政書士試験合格発表

今日は行政士試験の合格発表日。
合格された方,本当におめでとうございます。いつかお会いできることを楽しみにしています。

私事ですが,先日特定行政書士の考査試験を受験し,無事特定行政書士となりました。試験では行政関連法令の条文知識も問われたんですが,僕が行政書士試験に合格した平成22年は行政不服審査法の改正前。普段読むことのない行政不服審査法の条文を読んで受験時代を思い出しました。10年前かぁ。

法改正・制度改正

最近は法改正や制度改正に伴うご依頼が多くなりました。
今年4月1日施行の改正民法(債権法)で債権譲渡や瑕疵担保責任(契約不適合責任)の規定が変わった関係で,建設業者さんからのお問合せも幾つかいただいています。
今年10月から施行される建設業法改正もインパクトが大きい。経営業務管理責任者の要件がガラリと変わるので,後継をお考えの企業は将来設計の見直しのいい機会となりそうです。
解体業種の特例措置も来年春までですので,今年中に変更届を済ませた方がいいですね。CCUS登録も増えていますので,技術者の方も忙しくなる年になりそうです。
技能実習制度も,建設分野の1号計画認定については今年から建設業許可とCCUS登録が必須要件となりました。この関係で事業者登録を進めている企業も数社ありますが,んー,やっぱり郵送申請は時間がかかっているみたいです。

建設業ばっかりだなぁ(笑

許認可以外の業務

これまでは,出入国関係業務を含む許認可業務がほとんどだったのですが,昨年暮れ頃からこういった「商事法務だけど許認可業務じゃない」業務が増えてきました。今後RPAやIoTが普及すれば,この比重はさらに増えるのでしょう。

僕らの使命は顧客利益の最大化です。って書くと何だか胡散臭いんですが(笑)要は,お客さんが笑顔になってくれると僕らも笑顔になる。
なので,行政書士=許認可,だけでなく,ニーズに対する提案業務をもっと深掘りしたいと思っています。そのためには勉強とアンテナですね。日々の業務に埋もれていますが,時間を捻出するよう頑張ろう。

全然まとまらないブログになってしまいました。しかも内容が前回の篠原行政書士の記事と被っているような(笑
とにかく,今日の行政書士試験の合格発表日はこういった原点回帰のよい契機になりました。行政書士試験合格が10年前だったことにちょっとショックを受けましたが(笑
合格者の皆さま,お会いした折には宜しくお願いいたします!