風呂キャンセル界隈と行政書士

 皆様こんにちは!!湿度が高くなって髪がうねりまくっている篠原です。最近は髪を結ぶことが多くなったんですが、先日気づいたら、女性スタッフ全員が髪を結んでいました😅梅雨入りはもうそこまで来ているみたいです。
 ちょっと前までは半袖でしたが、最近はまた長袖を着る機会が増えました。梅雨時は髪だけじゃなく、体温調整にも気を遣います。

 体温調整といえば。
 最近SNSなどで見かける「風呂キャンセル界隈」というキーワード。お風呂やシャワーに入らない、または入浴を面倒と感じる人々を指すネットスラングです。
 お風呂に入って温まらないと一日が終わった気がしないという私は「お風呂入らなくて大丈夫?」と、ちょっと心配になってしまいます。汗とか臭いとか気にならないのかしら…と思ったら、ウェットタオルやドライシャンプーで対策しているそうです。なるほど。

 そもそも、なぜお風呂をキャンセルするのかというと「入浴の準備や後片付けが面倒」「髪を洗う・乾かす工程が面倒」「ネットやゲームに使う時間を優先したい」などの理由からだそうですが、つまり「限られた時間をお風呂よりも睡眠や趣味に使いたい」ということみたいです。「タイパ」の延長線にある考え方なのかも知れませんね。なるほどなるほど。

 こういった「風呂キャン」の傾向は若い世代に多いそう。企業もそういった層に向けた取組みをしているんだろうな…と思って調べたところ、面白い製品を見つけました。

 LIXIL(リクシル)の「bathtope(バストープ)」。
bathtope(バストープ)
 何と、布製の浴槽にお湯をためて入浴し、使用後はコンパクトにたたんで収納することができる浴室空間です。普段は広々としたシャワールームとして使用するという新発想、よく考えたなーと膝を打ちました。
 「お掃除が楽そう」という現実的目線もありますが、ハンモックみたいにユラユラ揺られながらのお風呂というのも気持ちよさそうです。
 湯舟がないので浴室スペースを狭くでき、そのぶんリビングなどのスペースを広くできるとのこと。「スぺパ」にも貢献するみたいなので、正に現代の若い方々に支持されそうです。
春の「スぺパ」

 企業も時々のニーズを捉えて、その時代のお客さんのことをしっかり考えているのだなぁ、と改めて感心しました。


 私たちの事務所でも「これからの時代に向けた取組み」について話す機会が増えました。インフレの本格化や生成AIの台頭を迎え、最近のミーティングでは「脱・代書屋」や「企業の成長の伴走者」「コンサルティング」について意見を出し合って、お互い刺激を受けています。ChatGPTの出番もほぼ日常になりましたし、GAMMAも大活躍です。時代ですね。
 行政書士と設備機器業者では分野が全く異なりますが、今回のバストープからいろいろ学べた気がします。タイパやスぺパを重視する層が今後の建設業界の中心になったとき、その方々が士業や資格に対して求めるものは何なんだろう…時々のニーズを捉えて、お客さんのことをしっかり考える。大切です。

 ちなみに私は「ゆっくり湯舟で温まる派」です。
 今日のお風呂は将来の行政書士像を考えながら入り…ません😊バスタイムくらいは仕事を忘れてリラックスしたいですもんね♨