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    日本橋地下化本体の初弾公告/首都高速・常盤橋地区トンネル工事

     首都高速道路会社は20日、WTO対象となる「(改負)高速都心環状線(日本橋区間)常盤橋地区トンネル工事」の一般競争入札を公告した。技術選抜設計承認方式や総価契約・入札単価合意方式を導入するほか、契約後VE方式、CIM、ICT活用施工、建設キャリアアップシステムの対象工事となる。日本橋区間地下化事業に伴う本体工事の初弾となる。技術提案書等作成説明会の参加申し込みは25日まで、 入札参加申請書は5月25日まで、技術提案書は8月22日まで受け付ける。11月上旬に技術提案書の評価点が高い上位2者を段階選抜者として選定し、限定的な実施設計業務を契約する。2者それぞれが実施設計、 見積もり条件合意、 価格ヒアリングなどを経て最終技術提案書を提出する。 その後、2者による総合評価一般競争入札を実施し、落札者を決める。 2024年3月の開札を予定している。
     参加資格は土木工事1200点以上かつ鋼橋工事1150点以上の単体か2・3社の特定JV、2-5社の異工種JV。特定JVと異工種JVの構成では、土木工事2000点以上と鋼橋工事1700点以上の企業はそれぞれ1社までとする。07年度以降に、道路橋の鋼製橋脚または鋼上部工を架設した施工実績などを求める。
     日本橋地下化に向けた常盤橋地区トンネル工事で、概要は躯体工約340m、トンネル仮設工や地盤改良工、河床防護工、既設構造物撤去工、一石橋架け替え工、実施設計の各一式、仮受橋脚工3基、既設都心環状線の橋脚撤去工4基と基礎撤去工3基。工事契約前の実施設計の業務内容は、常盤橋部の仮設実施設計、鉄樋の施工方法検討や接続・止水構造の実施設計、史跡部や回転立坑の仮設実施設計と本体兼用構造の概略設計など。
     履行期間は工事契約前の実施設計が360日、工事が39年3月31日まで。24年7月1日の着工を予定している。
     工事場所は東京都千代田区大手町2丁目~中央区八重洲1丁目まで。
     日本橋地下化の事業区間は神田橋JCT~江戸橋JCT間の約1.8㎞。新常盤橋付近から江戸橋付近の約1.1㎞が開削を含むトンネル区間となり、このうちの約600mはシールドトンネルで構築する。40年の事業完了を目指す。
     呉服橋・江戸橋出入口撤去工事は清水建設・JFEエンジニアリングJVの施工で進めている。

    建設通信新聞 2022年4月21日