2022年4月– date –
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監理技術者等 4千万未満は専任不要に
国土交通省は、監理技術者等(監理技術者と主任技術者)の専任要件を緩和し、専任が不要となる請負金額を4000万円未満に引き上げることを決めた。併せて、監理技術者等の新たな兼任制度を創設。請負金額が4000万円以上1億円未満の工事でICT... -
登録基幹技能者 40職種目に「圧入工」
国土交通省は、建設業法施行規則に基づく新たな登録基幹技能者講習として「圧入工」を4月19日付で認定した(国土交通大臣登録)。40職種目の登録基幹技能者講習となる。講習の実施機関は、全国圧入協会(中岡智信会長、JPA)。圧入工法の普及と施工... -
CCUS運用開始から3年/下 現場でのメリット実感が急務/レベル判定の機運醸成を
2022年の新春インタビューで斉藤鉄夫国土交通相は建設キャリアアップシステム(CCUS)の展望を「今後は登録促進の段階から現場利用の促進、そしてメリットを技能者に実感してもらえるステージに進める」と語った。その背景には現場の技能者の利... -
CCUS 運用開始から3年/上/単年度黒字化 前倒しで実現/システム更新へ検討本格化
建設キャリアアップシステム(CCUS)の本格運用開始から3年を迎えた。担い手の確保・育成、処遇改善に向けた切り札としての役割が期待される中、当初は赤字運営といった課題に直面してきた。しかし、その中でも登録促進の歩みは着実に進み、黒字化... -
日本橋地下化本体の初弾公告/首都高速・常盤橋地区トンネル工事
首都高速道路会社は20日、WTO対象となる「(改負)高速都心環状線(日本橋区間)常盤橋地区トンネル工事」の一般競争入札を公告した。技術選抜設計承認方式や総価契約・入札単価合意方式を導入するほか、契約後VE方式、CIM、ICT活用施工、... -
都道府県発注工事、CCUS評価35団体に/地方企業の動機付けへ
都道府県発注工事で建設キャリアアップシステム(CCUS)の登録状況などを企業評価に活用する取り組みが広がっている。工事成績評定で加点するモデル工事や、総合評価方式での加点などインセンティブ措置を導入すると表明した都道府県は3月末時点で... -
特定技能2号、中国人男性が国内初認定「日本で家族と生活できる」
岐阜県各務原市大野町の建設会社コンクリートポンプで働く中国人男性の翁飛(おうひ)さん(35)=同市=が「特定技能2号」の在留資格の認定を受け、13日に在留カードが交付された。特定技能外国人の支援などを行うエコ・プロジェクト協同組合(岐... -
CCUS利用促進策/実施検討都道府県の約9割/政令市も半数超 動き着実/国交省ら調査
都道府県の約9割が建設キャリアアップシステム(CCUS)の利用促進策を実施または検討していることが、国土交通省などの調査で分かった。政令市でも半数超の13市が実施または検討と回答した。その他の市区町村では全体の5%程度にとどまるが、都... -
千葉市/入札契約制度見直し、受注者希望でCCUS試行工事
千葉市は入札契約制度と現場管理の取り組みを一部見直すとともに新たな措置を導入し、1日に運用を開始した。建設キャリアアップシステム(CCUS)を活用する試行工事を、市の土木標準積算基準を適用する工事で始める。受注者の希望で試行工事となる... -
三重県 CCUS登録モデル工事拡大
三重県県土整備部は、建設キャリアアップシステム(CCUS)を普及させるため、元請事業者のCCUS登録モデル工事を拡大する。2022年度は対象に建築Aランクを追加し、土木の範囲をAランクから土木Bランク以上に広げる。建通新聞 2022年4月7日
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