CCUS能力評価、登録技能者の9割可能に/「計装工事」で基準認定

建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価(レベル判定)手続きに「計装工事」職種が追加されることが決まった。2023年11月末時点の登録技能者約133万人のうち、レベル判定に用いる能力評価基準がある職種に従事している技能者は77%の約103万人に達する。CCUS登録者には現場監督など技能者以外の職種コードで登録している者が1割ほど含まれるため、その人数を除くと能力評価を受けられる技能者は登録者の88%を占めることになる。
建設工業新聞 2024年1月12日
計装工事の能力評価基準は23年12月22日に国土交通省の認定を受けた。日本計装工業会(生駒昌夫会長)が能力評価実施団体となり、レベル判定業務を日本機械土工協会(日機協、山梨敏幸会長)に委託する形で2月1日にウェブで申請受け付けを開始する。
能力評価基準の策定・認定は42職種目。この1年で▽圧入▽さく井▽解体-の3職種が追加され、いずれもレベル判定の最上位「レベル4」を想定し登録基幹技能者の登録を受け、それをステップに能力評価基準の認定を目指す流れを踏襲している。計装工事は23年11月に登録基幹技能者の新たな職種として追加されたばかりだった。
これ以外には「道路舗装」「鉄骨」などの職種で登録基幹技能者、能力評価基準への追加を前提に準備・調整中。建設経済研究所の実態調査に基づき、複数職種を横断的に担う「多能工」の能力評価基準も検討されており、24年度以降に土木分野と建築分野に分けて策定される見通し。国交省は建設技能者が漏れなく能力評価を受けられる環境を早期に整えたい考えだ。

