東北整備局/鳥海ダム本体建設1期WTO入札公告、2月6日まで参加受付

東北地方整備局は12日、WTO対象となる「鳥海ダム本体建設(第1期)工事」の一般競争入札を公告した。秋田県由利本荘市の子吉川上流を流れる子吉川と百宅川の合流地に建設する台形CSGダムで、堤高81メートル、堤頂長365メートル、総貯水容量4680万立方メートルの規模。参加申請を2月6日まで受け付ける。見積書の提出は同16~22日、入札書は4月15日に締め切り、同17日に開札する。総合評価方式の技術提案評価S型を適用する。建設キャリアアップシステム(CCUS)の義務化モデル工事、「労務費見積り尊重宣言」促進モデル工事の対象工事となる。
建設工業新聞 2024年1月15日
工事場所は秋田県由利本荘市鳥海町百宅。2032年度の完成を予定している。
参加資格は、同局の23、24年度「一般土木」の認定を受け、土木工事の経営事項評価点数が1200点以上。単体とJV代表は08年4月以降に台形CSGダム、堤高60メートル以上の重力式コンクリートダムのいずれかの本体工事の元請施工実績があること。単体またはJV代表として堤高30メートル以上の重力式コンクリートダムと、JV代表以外の構成員として堤高60メートル以上の重力式コンクリートダムの施工実績がある場合も参加できる。JVの構成員は台形CSGダム、堤高30メートル以上の重力式コンクリートダムの本体工事のいずれかの元請施工実績を求める。
技術提案は▽工事目的物の性能・機能▽ICT活用等による生産性向上-を指定テーマに、施工体制と賃上げの実施、ワーク・ライフ・バランスの推進の評価対象とする。施工体制評価点は最高30点、加算点は最高65点。
工事内容は本体基礎掘削工約84万5000立方メートル(全体約84万5000立方メートル)、材料採取工約359万6000立方メートル(359万6000立方メートル)、CSG打設約116万2000立方メートル(約147万立方メートル)、コンクリート打設約10万9000立方メートル(約24万2000立方メートル)、基礎処理工約2万1000メートル(約4万4000メートル)、のり面工、濁水処理設備運転工、仮設工各一式。
主要資機材はコンクリート約1万4500立方メートル、セメント約28万3700トン、鉄筋約780トン。CSGの打設やコンクリート打設、基礎処理工などで残工事があり、第2期工事として随意契約する予定。1期工事の工期は5月22日(工事着手期限)から1634日。
本体の実施設計と詳細設計は建設技術研究所が担当している。

