関東整備局/全国初の受注者希望型CCUS活用工事を発注/1月から

関東地方整備局は,受注者希望型の建設キャリアアップシステム(CCUS)活用工事を2022年1月に始める。国直轄での受注者希望型活用工事は全国初。群馬県建設業協会(群馬建協,青柳剛会長)と連携し,群馬県内で施工する全てのCランク工事を対象にする。
建設工業新聞 2021年12月24日
対象工事は,着工前に受注者がCCUSの活用を申し出た場合,工事の途中段階で取り組み状況を報告する。あらかじめ定めた三つの指標が基準を満たしていれば工事評定で加点する。指標は▽平均登録事業者数目標90%(最低基準70%)▽平均登録技能者率目標80%(60%)▽平均就業履歴蓄積率目標50%(30%)。
3指標全てが目標値を上回れば考査項目別運用表「5.創意工夫」で1点上乗せする。平均登録技能者率で90%以上を達成すればさらに1点を加える。
3指標のいずれかが最低基準を下回れば,工事完成検査終了後に未達成の要因や改善点を聞き取り調査する。基準値や加点の扱いは既存の「CCUS活用推奨モデル工事」と同じ。22年1月4日公告分から適用。実際の初弾発注は1月中旬ごろになる見込みだ。
青柳会長は「CCUSに登録してもリーダーにタッチした技能者が4割にとどまっている中で,整備局の新しい加入促進策は大変ありがたい」と取り組みの効果に期待している。
CCUSは,中小建設会社の加入促進が大きな課題になっている。関東整備局は各県の建設業協会など業界団体と連携し,引き続きCCUSのさらなる普及促進に力を入れる考えだ。

