北海道建設部/CCUS活用工事の試行検討/22年度は各建管で2件以上実施

北海道建設部は,2022年度からの建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事の試行を検討している。1億円以上の一般土木工事を対象とし,受注者がCCUSの活用に取り組むことを希望した場合,基準達成によって工事施行成績評定で加点する。22年度は各建設管理部(建管)で2件以上の実施を目指し,段階的に対象を拡大する。
建設工業新聞 2022年2月4日
試行検討案を見ると,対象工事は1億円以上の一般土木で,カードリーダー購入やカードタッチなどの費用は発注者が負担する。
インセンティブを受けるための基準は▽事業者登録=元請の登録▽管理者ID(現場管理者)登録=当該現場の登録▽技能者の就業履歴の蓄積=対象期間(登録完了日以降で準備・後片付け,休工日を除いた期間)の日数の50%以上蓄積▽アンケートの提出=工事完成までに発注者に提出-の4項目。これらすべてを達成した場合,工事施行成績評定の創意工夫で1点を加点する。
CCUS活用の有無にかかわらずモデル工事の受注者全員に対し,アンケートを実施。活用を希望しなかった企業には具体的な理由を,基準を達成した企業にはモデル工事の改善案を,基準未達成の企業には未達成の項目と要因,改善案を発注者に報告してもらう。22年度は各建管で2件以上の試行を予定しており,受注者アンケートで課題の改善を図りながら段階的に対象工事を拡大する。

