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    働き方改革、CCUS等推進 奥村全建会長

     全国建設業協会(全建)は6月7日、定時総会終了後に記者会見を開き、再選された奥村太加典会長が、会長としての2期目の抱負として、47都道府県建設業協会と連携し、建設業の働き方改革や、建設キャリアアップシステム(CCUS)の普及などに重点的に取り組む方針を述べた。
     働き方改革では、2021年度から行っている『目指せ週休2日+360時間運動』を引き続き推進する。24年度から建設業にも適用される時間外労働の上限規制をにらみ、「週休2日を完全に実施することが、働き方改革と時間外労働の抑制に最も有効」だと述べた。
     CCUSの普及では、21年度から取り組んでいる『地域ぐるみCCUS普及推進プロジェクト』を継続する。プロジェクトに現在登録している30協会の活動の好事例を水平展開し、登録協会を拡大したい考えだ。
     生産性の向上では、ICT施工をはじめ建設DXなどに関わる情報を会員に積極的に提供する。「実行しようとすれば展開が早いのが地域建設業の特色。好事例を全建として広めたい」とした。
     また、直面している資材価格の高騰については、国土交通省が官民の発注者団体に文書で発出した価格転嫁に関する指導を踏まえ対応する。「全建としてもさらなる要望活動を展開したい」と述べた。
     安定的な公共事業予算の確保に関しては、『防災・減災、国土強靱(きょうじん)化のための5カ年加速化対策』に触れ、「日本の国土の安全・安心が加速化対策だけで完全に達成されるものではない。国土を守っていくための予算編成を継続して働き掛けていきたい」と話した。

    建通新聞 2022年6月8日