北海道建設部/CCUS活用モデル工事対象拡大、7000万円以上の一般土木全件に

北海道建設部は、建設キャリアアップシステム(CCUS)活用モデル工事の2023年度実施要領をまとめた。予定価格1億円以上の一般土木工事で、各建設管理部(建管)2件程度としていた試行対象を、予定価格7000万円以上の一般土木全工事に拡大し、受注者希望型で実施する。4月1日以降に入札する工事から適用する。
建設工業新聞 2023年2月8日
同部では、優れた技能と経験を有する技能者の確保・育成を目的とし、予定価格1億円以上の一般土木工事を対象に、CCUSの活用を促すモデル工事を22年度から試行している。モデル工事ではカードリーダー購入やカードタッチなどの費用は発注者が負担し、▽事業者登録=元請の登録▽管理者ID(現場管理者)登録=当該現場の登録▽技能者の就業履歴の蓄積=対象期間(登録完了日以降で準備・後片付け、休工日を除いた期間)の日数の50%以上蓄積▽アンケートの提出=工事完成までに発注者に提出-の4項目すべてを達成した場合、工事施行成績評定の創意工夫で1点を加点している。
23年度は、予定価格7000万円以上の一般土木工事は原則全工事を試行対象とし、受注者希望型で実施する。受注者はCCUSの活用希望の有無を記載した工事施工協議簿を工事監督員に提出し、希望する場合は受注者から提出された資料などから達成状況を確認し、設計変更する。
22年度は、工事完了後にCCUS活用の有無にかかわらずモデル工事の受注者全員にアンケートを実施していたが、23年度は発注者から依頼があった工事だけアンケートを実施する。
新たな実施要領は4月1日以降に入札する工事から適用するが、3月31日以前に入札する工事でも、受発注者の協議により試行可能とする。

