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    日建協/国交省へ政策提言活動スタート、上限規制対応など7テーマ9項目

     日本建設産業職員労働組合協議会(日建協、角真也議長)は、20日に開催した国土交通省近畿地方整備局との意見交換を皮切りに、2023年度の政策提言活動をスタートした。24年4月に適用される時間外労働の罰則付き上限規制を見据え、適正な工期の確保や4週8閉所の実現などをテーマに意見を交わした。
     提言書は▽時間外労働の上限規制適用への対応▽民間工事の請負契約の適正化▽発注、施工、竣工時期の平準化▽国交省の各種施策の普及▽建設DXの推進▽建設キャリアアップシステム(CCUS)のさらなる普及▽単身赴任者の帰宅旅費非課税化-の7テーマ、9項目で構成する。
     上限規制適用への対応では「工期に関する基準」に示されている考慮すべき事項を契約内容へ適切に反映するよう周知徹底を要請。4週8閉所の実現に向けて全建設工事で月単位の週休2日(4週8閉所、4週8休)が実現できるよう模範の提示を求めた。

     民間工事の請負契約適正化では「優越的地位の乱用で請負者が不利になる契約を結んでいるケースが見られる」と指摘。民間建設工事標準請負契約約款の原則的利用の促進を訴えた。国交省の各種施策に対しては、工事分野で導入が遅れているウイークリースタンスの普及と工事書類のさらなる電子化を要請した。
     今後の開催予定は次の通り。▽本省(27日)▽中部地方整備局(5月12日)▽中国地方整備局(同16日)▽関東地方整備局(同18日)▽北海道開発局(同23日)▽九州地方整備局(同25日)▽内閣府沖縄総合事務局(同26日)▽四国地方整備局(6月8日)▽東北地方整備局(同13日)▽北陸地方整備局(同20日)。

    建設工業新聞 2023年4月25日