CCUS登録と能力評価申請/「ワンストップ化」詳細固まる

国土交通省らが検討してきた建設キャリアアップシステム(CCUS)登録と能力評価(レベル判定)手続きの「ワンストップ化」の運用方針が固まった。技能者登録と同時にレベル判定に応じたカード発行を可能とする。経歴証明書を用いたレベル判定の真正性を担保するため、事業者によるオンラインでの代行申請に限定して技能者登録との同時申請を認める。この場合のレベル判定の手数料は3000円を基本とする。年度内の供用開始を目指す。
建設工業新聞 2024年6月19日
42職種の能力評価実施団体と建設産業専門団体連合会(建専連)、建設業振興基金(振興基金)で構成する「建設技能者能力評価制度推進協議会」(会長・岩田正吾建専連会長)が12日に開いた会合で報告された。
同時申請を受け付けると、CCUSのシステムから各能力評価実施団体にレベル判定を依頼。職長・班長経験を含めた就業日数を評価できる経歴証明書と保有資格情報に基づき、各団体が判定結果をCCUSのシステムに通知する。一連の手続きが完了すればレベル1のカード(ホワイト)を経ずにレベル2~4の色カードを発行する。ただし申請時は詳細型の登録が必要になる。
同日の会合では同協議会の下に「企画分科会」を設置し、能力評価制度の推進策を元請団体や学識者を含めた業界全体で進めることも了承した。現行の能力評価基準を見直す必要性なども含め、今後の論点を詰めた上で速やかに議論を開始する予定だ。

