CCUS、2職種でレベル判定開始/「土質改良」と「潜函」

建設キャリアアップシステム(CCUS)登録技能者の能力評価(レベル判定)手続きの対象職種として「土質改良」と「潜函」の二つが追加されることが決まった。土質改良技能者は全国建設発生土リサイクル協会(赤坂泰子理事長)、潜函技能者は日本圧気技術協会(芦田徹也会長)がそれぞれ能力評価実施団体として能力評価基準を策定し、7月1日からレベル判定を実施する。
土質改良技能者は建設発生土などに性状改質材を混合し、盛り土や埋め戻しに適したものにする作業などに従事する。潜函技能者はニューマチックケーソン工法の施工や管理に携わる技能者を対象とする。
今回の職種追加でレベル判定の対象は計44職種となる。認定主体の国土交通省によると、登録基幹技能者講習を既に実施している複数の職種で、能力評価基準の策定に向け準備・調整を進めている。
国交省や建設業団体などでつくる建設産業人材確保・育成推進協議会(人材協、事務局・建設業振興基金)は、能力評価基準の策定や登録基幹技能者講習の立ち上げに取り組む専門工事業団体などを対象に、関連費用を助成する制度の交付申請を7月18日まで受け付けている。□技能研修支援で新事業/地域工務店など災害対応力強化□
建設工業新聞 2025年6月30日
地域に根付いた住宅生産の担い手不足への懸念などを踏まえ、国土交通省は2025年度の新規事業として「暮らし維持のための安全・安心確保モデル事業」を展開している。地域の工務店などで構成するグループが災害時に備え事前実施する技能研修など、地方自治体と締結する災害協定などの内容に応じたモデル的な取り組みを費用面で補助する形で支援する。
能登半島地震を踏まえ25年度予算で創設した「住宅・建築物防災力緊急促進事業」の一部費用を充てる。初弾公募の結果を5月に公表。取り組み類型の一つで木造応急仮設住宅の設計図作成や技能習得の研修・訓練などに当たる「広域モデル策定型」で計91グループを採択した。
第2弾公募も今月以降に開始する予定。先に実施した広域モデル策定型の成果を踏まえ、恒久設置する木造応急仮設住宅や復興住宅を実際に整備するモデル的な取り組みを対象とする「地域モデル実装型」の公募も同時に行う。

