鹿島/CCUS連携の顔認証システムを150現場で導入/瞬時に入退管理と検温

鹿島は25日,顔認証入退場管理システムを全国の150現場に導入したと発表した。登録した技能労働者数は10万人を超えており,登録済みの顔写真データを正確かつ瞬時に照合できる。施工管理システムを通じて建設キャリアアップシステム(CCUS)と連携しており,カードをかざさなくても就業履歴を蓄積できる。新型コロナウイルス対策として,熱赤外線カメラで同時に検温する機能も備えた。今後は全現場に導入していく。
建設工業新聞 2021年2月26日
同システムは,顔認証カメラ,熱赤外線カメラ,表示用7インチタブレットで構成。現場の出入り口付近に設置し,入退時に技能労働者の顔をカメラで撮影して認証する。最新タイプはLTE通信を用いており,電源だけで利用できる。検温時間は約1秒程度で,スムーズな入場が可能という。
現場内の作業間調整ができる施工管理システム「Buildee(ビルディー)」と顔認証システムを連携しており,現場のほか,本社・支店など遠隔地を含めて,入退場状況をリアルタイムに把握できる。入場者数の集計手間を軽減するとともに,現場ごとの生産性分析などに利用することで,現場運営のさらなる効率化が期待できるとしている。
CCUSにはBuildeeを通じて就業履歴データが反映される。技能労働者はカードを常時携行が不要となり,各システムへの登録漏れ防止にもつながる。

