2025年– date –
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JAC/無料技能講習・オンライン特別教育を拡充、開催回数増や科目追加
建設技能人材機構(JAC)は2025年度、特定技能外国人などが対象の母国語による無料の技能講習、オンライン特別教育を拡充する。技能講習は建設機械関係の教習を手掛けるPCTに加えキャタピラー教習所の協力も得て、5科目で139回行う。新た... -
三重県/4月から土木工事に土日完全週休2日導入、総合評価方式の一括審査運用緩和
三重県は2025年度、建設企業の安定経営に向けた取り組みを推進する。受注機会の拡大や技術者不足への対応として、4月から総合評価方式の一括審査の運用を緩和する。土日完全週休2日の導入など働き方改革も推進し、「三重県建設産業活性化プラン2... -
東北6県ら/25年度の入契制度改正、公平受注機会確保など盛り込む
◇「地域の守り手」維持へ 東北6県や仙台市は工事・関連業務の入札契約制度を見直し、建設業の健全な競争環境の構築や働き方改革の推進などに取り組んでいる。2025年度の制度改正を見ると総合評価方式の見直しや地域要件の緩和・強化などが目立つ。事... -
CCUS登録データ、共同利用解禁/連携する民間システムで
建設キャリアアップシステム(CCUS)に登録された技能者や事業者のデータを、API連携する民間システムで共通して使えるようにする「共同利用」の基本方針が固まった。共同利用を認めるデータの範囲や運用方法を関係者間で合意した。労務・安全管... -
日建連/25年度事業計画策定/生産性向上・週休2日、新長期ビジョン踏まえ目標設定
日本建設業連合会(日建連、宮本洋一会長)は2025年度、10カ年の新長期ビジョンの策定・公表や生産性向上、週休2日の定着などを柱に事業展開する。24日に開いた理事会で、8施策の重点方針を掲げた25年度事業計画を決定した。生産性向上と週... -
CCUS中期的な運営指針に官民合意/システム更新、コスト上振れないよう着実に
建設キャリアアップシステム(CCUS)の収支見通しを含めた中期的な運営の方向性が、官民双方の関係者間でまとまった。CCUS開始当初の赤字がかさんで運営主体の建設業振興基金(振興基金)に生じた約53億円の累積欠損を2025年度以降の一定... -
電子銘板でやりがいアピール/CCUS活用も検討、建設業の魅力向上へ普及に弾み
建設現場で働く技術者・技能者のやりがいを高めようと、社会インフラなどの建設プロジェクトに携わった人たちの功績を、電子化した工事銘板で伝える取り組みが広がってきた。現地の記念碑や銘板などに付けた2次元コードから工事関係者名簿を閲覧できた... -
建退共/複数掛け金制度導入検討、段階的にアップし退職金1000万円超実現へ
勤労者退職金共済機構(勤退共、梅森徹理事長)の建設業退職金共済事業本部(建退共本部、大澤一夫本部長)は、退職金1000万円超の実現に向け1人につき複数の掛け金を納付する「複数掛け金制度」の導入を検討する。現在の掛け金日額320円を3段... -
日本型枠/型枠大工雇用実態調査5人に1人が外国人材、技能継承に危機感
日本型枠工事業協会(日本型枠、三野輪賢二会長)が行った2024年度「型枠大工雇用実態調査」で、調査対象となった型枠大工のおよそ5人に1人を外国人材が占める現状が明らかになった。20代の新規入職者は外国人材の占有率が8割を超える。調査結... -
東京都/インフラ整備にデジタル技術の導入拡大、ロードマップを策定
東京都はインフラ整備へのデジタル技術の導入拡大に向けたロードマップを作成した。計画、設計、施工、維持管理の四つのフェーズで最新技術を段階的に適用する。設計フェーズではAIチャットボットを導入するほか、BIM/CIMを設計で円滑に活用す...